英語の勉強をスタートする時は少しゆっくり目に、少しずつやるのがポイントです

英語の勉強をスタートする時は少しゆっくり目に、少しずつやるのがポイントです。 多くの方は英語を習い始める際に、最初はすごくやる気があります。
なので、『毎日勉強するぞ！毎日単語を１０個覚えるぞ！週末は３時間ぐらい勉強するぞ！』と意気込みます。

これは大変よろしいのですが、実は最初に頑張りすぎると、『燃え尽き症候群』になってしまうことが非常に多いのです。
なぜかと言うと、『やる気（モチベーション）』というものはその性質上、長い期間持続できないのです。
（詳しくは「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~石井 裕之 (著)を御参照ください） やる気を継続させるには最初はゆっくり目に少しずつ始めることが重要です。
例えば、単語を一日１０個覚えるのではなく、一週間で３つ覚えるということです。『３つじゃ、少ない。』と思う方もいらっしゃると思いますが、実はこちらの方が利くこともあるのです。

皆さんも経験があるかと思いますが、単語を一日１０個覚えると、次の日には６つぐらいは忘れてしまいます。
そして次の日にはもう２つぐらい忘れてしまうのです。そして１週間後には１つか２つを何となく覚えている程度になります。 そして、それの繰り返しを１週間やってみると、『覚えなきゃ（＝プレッシャー）』と『忘れちゃった（＝プレッシャー）』の応酬で本当に燃え尽きてしまうのです。
自分に自分でプレッシャーをかけるので、結果的に『そもそもなんで、こんな大変な思いをしてまで英語の勉強をしなきゃいけないのかな？別に英語なんか話せなくたって大丈夫だよ。考えてみれば英語なんか必要ないよ。』と自分を言い聞かせ、潔く英語の勉強を止めてしまいます。

なので、私のアドバイスとしては、英語は少しずつ勉強して、勉強に慣れてきたら少しずつ量を増やすことです。最初はどうしてもがんばりたくなりますが、そこを抑えて、ゆっくり目のスタートを心がけてください。スタートダッシュは禁物です！